9放射

首都圏には3環状9放射と呼ばれる道路交通ネットワーク構想があります。
この道路網は、環状メガロポリス構造の骨格となっています。

9放射は、皇居を中心とした放射状の道路です。

・路線番号B ：湾岸道路
・路線番号E83：第三京浜
・路線番号E1 ：東名高速
・路線番号E20：中央道
・路線番号E17：関越道
・路線番号E4 ：東北道
・路線番号E6 ：常磐道
・路線番号E51：東関東道
・路線番号E14：館山道



江戸時代、日本橋から放射状に出ていた五街道という基幹街道がありました。
9放射は、その現代版という印象があります。
五街道は、現在では主要な道路やそれらに沿う高速道路になっています。

・東海道　（現在は東名高速ほか）
・日光街道（現在は東北道ほか）
・奥州街道（現在は東北道）
・中山道　（現在は関越道、中央道ほか）
・甲州街道（現在は中央道）

これらが3環状と接続し、道路交通ネットワークを成しています。
(道路の区間や開通状況等により、一部接続していない部分もあり)
3環状と合わせて、9放射も環状メガロポリス構造を構成する都市軸と言えます。

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