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地域区分の再編

2017年、東京都は「都市づくりのグランドデザイン」を公表しました。
これによると、東京の都市づくりのための地域区分は、従来5つでした。

<環状メガロポリス構造における地域区分>
東京湾ウォーターフロント活性化ゾーン
センター・コア再生ゾーン
都市環境再生ゾーン
核都市広域連携ゾーン
自然環境保全・活用ゾーン

これが、実際の都市の発展に合わせて4つに再編されました。

<交流・連携・挑戦の都市構造における地域区分>
中枢広域拠点域
新都市生活創造域
多摩広域拠点域
自然環境共生域

旧区分の東京湾〜ゾーンは、新区分では新都市〜域と一体化しました。
これ以外は概ね旧区分が新区分に引き継がれています。

また、都市の発展の実情に合わせて、区分の境界が一部移動しました。
旧区分のセンター・コア再生ゾーンは、概ね中央環状線までが範囲でした。
新区分の中枢広域拠点域では、環状7号線の沿線まで範囲が拡大しました。

旧区分の都市環境再生ゾーンは、概ね外環道の沿線までが範囲でした。
新区分の新都市生活創造域では、その範囲が少し拡大しています。
範囲は武蔵野線や南武線の沿線まで広がっています。

そして、中枢〜域多摩〜域の中心部には、新しい区分ができました。
中枢〜域の中心部には、国際ビジネス交流ゾーンが設けられました。
都心3区の辺りがそのゾーンで、範囲は実情に合わせて変化するそうです。

多摩〜域の中心部には、多摩イノベーション交流ゾーンができました。
範囲は立川から町田にかけての南北に長い地域です。
こちらの範囲も、実情に合わせて変化するものと思われます。
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