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スマート東京

昨年8月の記事で、都のスマートシティ事業「スマート東京」について書きました。
スマート東京について調べていると「スマート東京先行実施エリア」のHPに行き着き。
そこでは、都がスマートシティ事業を展開する、5つのエリアが挙げられていました。

その1つである都心部エリアには、スマートシティ事業を行っている街が3つあります。
3つの街というのは、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)竹芝豊洲の3か所です。
この中で唯一行ったことのなかった街、港区の竹芝に先月行ってきました。

竹芝では「スマートシティ竹芝」の名前でスマートシティ事業が展開されています。
街の人流や道路状況のデータを一元管理して、問題解決に活用しているらしいです。
街に行ってもその辺りは実感できませんが、もっと判り易い物を見る事ができました。

「東京ポートシティ竹芝」という、スマートシティ事業の核となるビルがあります。
この中で数体のロボットを見て、スマートシティの未来感に触れてきました。
年始休み期間のため、館内の店舗はすべて閉まっていましたが、入館は可能でした。

robo.jpg

人気のないフロアの片隅に、アイオロスというロボットが待機していました。
人が近づくと検知できるようで、そばに行くと目の部分の表示が変化しました。
右手に箱状のユニットがついていましたが、除菌用の紫外線LEDライトらしいです。

フロアの中を歩いていると、壁際に卵型のロボットが待機していました。
SQ-2という警備ロボットで、稼働時には自動でフロア内を巡回するそうです。
オフィスエリアを清掃する、Whizという箱型のロボットも展示されていました。

館内のローソンも閉まっていましたが、営業中は店内にロボットがいるらしいです。
Model-Tというブラックオックスに似たロボットで、人が遠隔操作しているそうです。
マニピュレータで商品の陳列を行うとのことで、今度行った時には見てみたいです。

竹芝以外の街にも、よく探せば未来感に触れられる何かがあるかもしれません。
ロボットや、自動運転システム、高速通信インフラを搭載したスマートポールなど。
実際に街に出かけて、実物を目の前にして、スマート東京を体感したいと思います。

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