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環状メガロポリス構造

都市整備局の資料等を見ると、都の都市づくりの政策転換は2000年頃。
それまでの東京都は、多心型都市構造の都市づくりを進めていました。

千代田区、港区、中央区あたりの都心がこの構造の中心です。
その周囲に、新宿、渋谷、池袋等の7つの副都心を配置。
これらの副都心には、都心に集中する機能を分散する役割があります。

tashin.jpg

更に、郊外に設けた5つの拠点にも都市の機能を展開。
この都心→副都心→郊外拠点と連なる構造が、多心型都市構造でした。

環状メガロポリス構造では、周囲の3県も含めた都市計画を策定。
従来の都心、副都心を含むエリアはセンター・コアとして位置付け。
従来の郊外拠点の幾つかは、ウエスト・コアと位置付けられました。

埼玉、千葉、神奈川を北、東、南のコアとして、これらが都心を囲む。
これらのコアやその他の拠点を、環状の都市軸で連携する。
文献から読み取れる環状メガロポリス構造は、このようなものでした。

kanjo.jpg

もう一つ文献から読み取れる事として、各拠点の役割変更があります。
都心から各拠点に機能を分散するという流れは、変更になりました。
副都心も郊外拠点も役割を特定せず、各拠点の特性を活かす方向に。

環状構造の中に多様な都市群があり、それぞれの多様性を活かす。
政策転換後の都市づくりは、そうした方向で進んでいるようです。

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iDeCoとNISA

資産形成についてその手の雑誌を見ると、大抵出てくるのがiDeCoNISA
運用だったり投資だったりと、元本保証の無い制度ばかりというのがどうも。
しかもよほど上手くやらないと大した利益も出ないようで。

iDeCo個人型確定拠出年金
これには加入資格があり、自分は対象外でした。

自分は既に、企業型確定拠出年金に加入していました。
企業型に加入している場合、iDeCoに加入するには条件があります。

既に加入している企業型で、マッチング拠出を実施していないこと。
更にその規約で個人型の加入が認められていること。
規約を確認するまでもなく、マッチング拠出を実施していたため対象外でした。

企業型確定拠出年金、略して企業DCに加入して5年。現在の利益は+7000円ほど。
あと何十年続けても大した利益にならなそうな予感がしています。
特に最近の利回りが0.7%とかそれくらいで、想定の2.0%に遠く及ばず。
経済が落ち込んでいるせいかもしれませんが、長い目で見た方がいいのかどうか。

NISA少額投資非課税制度
一般NISAつみたてNISAがあり、いずれか一つのみに加入可。
自分はつみたてを選びました。投資すること2年、現在の利益はー18000円ほど。

毎年の投資枠40万円を、ほぼフル活用しています。
投資期間が最大20年なので、そもそも原資が800万円必要になります。
できればポイントで稼いだお金で賄いたかったけど、数十万円では遠く及ばず。
いくつかの金融機関で分散していた貯蓄をつみたてNISA用の口座に集めました。

制度の改定で投資期間が5年延びるとかで、そうなると必要な原資は1000万円
しかし1000万円つぎ込んだところで、果たしてどれだけの利益になるのか。
もっといい制度が出来たら、原資はそちらに回したいところです。

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