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拠点の再編

数十年の時をかけて、東京都は副都心等の拠点を都内に作ってきました。
2017年以降、拠点の再編が行われ、以下の新たな区分が定義されました。

・中核的な拠点
・活力とにぎわいの拠点
・枢要な地域の拠点
・地域の拠点

東京都の都市整備局のHPに、再編後の拠点の一覧が提示されています。
これらが、首都圏メガロポリス構想からどのように再編されたか、以下に記します。

・中核的な拠点
 首都圏メガロポリス構想における、都心副都心核都市新拠点

・活力とにぎわいの拠点
 首都圏メガロポリス構想における、一般拠点
 (中枢広域拠点域内 = 概ね環状7号線の内側)
 …高田馬場、三軒茶屋、中野、南千住、北千住、日暮里、etc.

・枢要な地域の拠点
 首都圏メガロポリス構想における、一般拠点
 (中枢広域拠点域外、区市町村マスタープランにおいて重要な位置付けの拠点)
 …蒲田、練馬、二子玉川、自由が丘、府中、調布、etc.

・地域の拠点
 首都圏メガロポリス構想における、一般拠点
 (中枢広域拠点域外、まちづくりの取り組み熟度が高い拠点的な地区)
 …経堂、大泉学園、八王子みなみ野、聖蹟桜ヶ丘、etc.

2021年8月現在の拠点一覧を確認して、いくつか気づいた点がありました。

・新拠点が中核的な拠点に再編されていますが、なぜか羽田が入っていません。
・日本橋は、中核的な拠点活力とにぎわいの拠点、両方に入っています。
 マップを確認すると、1〜3丁目は中核…、4丁目は活力…に区分けされていました。
・再編前に一般拠点の一つだった南大沢は、再編後の拠点に入っていませんでした。

拠点になる条件には、都市機能の集積状況、鉄道駅の乗車人員数などがあります。
こうした条件から外れた街は、再編後の拠点に入っていないのかもしれません。

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